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仲尾 周一郎(Shuichiro Nakao)

専門分野

地域研究言語学

記述言語学、アラビア語研究、東部アフリカ研究

調査地

ウガンダエチオピアケニアスーダン南スーダンタンザニアオーストラリアイギリスイタリアオーストリア


2009年9月:ジュバ/スーダン (フィールド調査) 2010年9月:ジュバ/スーダン (フィールド調査) 2011年9月:メルボルン/オーストラリア (フィールド調査・文献調査) 2012年8月-9月:ジュバ/南スーダン(フィールド調査) 2013年3月:ロンドン・ダラム/イギリス (文献調査) 2013年9月-10月:ジュバ/南スーダン(フィールド調査) 2014年8月-9月:ダルエスサラーム/タンザニア・ナイロビ/ケニア・カンパラ・エンテベ・ボンボ/ウガンダ(フィールド調査・文献調査) 2014年12月:ローマ/イタリア (文献調査) 2015年5月-6月:ロンドン/イギリス (文献調査) 2015年8月-9月:カンパラ・アルア/ウガンダ (フィールド調査・文献調査) 2016年7月:ウィーン/オーストリア (文献調査) 2017年2-3月:シドニー/オーストラリア(フィールド調査・文献調査) 2017年3月:ハンブルク/ドイツ(文献調査) 2017年9月:アソサ/エチオピア(フィールド調査) 2018年3月:ナイロビ/ケニア(フィールド調査)

研究概要とこれから

研究のキーワード

アラビア語、北東アフリカ、ピジン、クレオール、記述言語学、歴史言語学、社会言語学、外国語学、ジュバ・アラビア語、マラキア、南スーダン、ヌビ語、ヌビ人、キベラ、ボンボ、ドキュメンテーション、バンガラ語、ベルタ語、ベニシャングル・アラビア語、言語接触、多言語社会

所属

大阪大学 (助教)、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(共同研究員)

連絡先

nakao[at]lang.osaka-u.ac.jp
agarbattii[at]gmail.com

関わっている科研・プロジェクト(HP)

基盤研究(B)(研究課題番号:20320059)「アフリカ諸語における統語構造と声調」研究代表者:梶茂樹(2008-2011)
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20320059/

東京外国語大学AA研共同研究プロジェクト「アフリカ諸語の情報構造と言語形式の類型論的研究」研究代表者:稗田乃(2011-2013)
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/projects/jrp/jrp182

日本学術振興会特別研究員DC1(課題番号23・6924)「接触言語ジュバ・アラビア語のドキュメンテーション:その多様性の見地から」(2011-2013)
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-11J06924/

日本学術振興会特別研究員PD(課題番号26・2651)「近現代ナイル峡谷におけるアラビア語ピジン・クレオールの生成に関する通時的研究」(2014-2016)
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-14J02651/

基盤研究(B)(研究課題番号:26300022)「少数言語のドキュメンテーションと、エチオピア諸言語のダイナミズムに関する調査研究」研究代表者:乾 秀行(2014-2018)
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-26300022/

東京外国語大学AA研共同研究プロジェクト「アフリカ諸語における声調・アクセントの総合的研究」研究代表者:梶茂樹(2016-2018)
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/projects/jrp/jrp219

東京外国語大学AA研共同研究プロジェクト「参照文法書研究」研究代表者:渡辺己(2016-2017)
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/projects/jrp/jrp218

基盤研究(S)(研究課題番号:16H06318)「「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究」研究代表者:松田 素二(2016-2021)
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16H06318/

国際共同研究強化(B)(研究課題番号:18KK0009)「エチオピア諸語の記述とドキュメンテーション:ソーシャル・イノベーションにむけて」研究代表者:乾 秀行(2018-2022)
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18KK0009/

主な業績

https://osaka-u.academia.edu/ShuichiroNakao

【論文など】
2010
● 「ジュバ・アラビア語によるパリ民族の民話」 『地球研言語記述論集』 2, 39-72.

2011
● 「ジュバ・アラビア語のプロソディ」, 京都大学:修士論文
● 「ジュバ・アラビア語の現在―社会言語学的諸相および表記の発達から見るその動態―」 『アラブ・イスラム研究』 9, pp. 79-103
● 「現代若年層ジュバ・アラビア語についての予備的報告」 『地球研言語記述論集』 3, pp. 59-83.

2012
● 「ディアスポラの南部スーダン・アラビア語―オーストラリアにおける現状と言語政策―」 『地球研言語記述論集』 4, pp. 101-121.
● "Revising the substratal/adstratal influence on Arabic creoles" in Osamu Hieda (ed.) Challenges in Nilotic Linguistics and More, Phonology, Morphology and Syntax (Studies in Nilotic Linguistics 5). Tokyo: ILCAA. pp. 127-149.
● 「ジュバ・アラビア語」塩田勝彦(編)『アフリカ諸語文法要覧』渓水社, pp. 123-135.

2013
● "The Prosody of Juba Arabic: Split Prosody, Morphophonology, and Slang" in Mena Lafkioui (ed.) African Arabic: Approaches to Dialectology. Berlin: de Gruyter. pp. 95-120.
● 「南スーダンのことば遊び―「ルドリング」の類型論への視点―」 『地球研言語記述論集』 5, pp. 73-86.
● "A History from Below: Malakia in Juba, South Sudan, c. 1927-1954" Journal of Sophia Asian Studies 31, pp. 139-160.

2014
● 「ピジン・クレオール」 日本アフリカ学会(編) 『アフリカ学事典』 昭和堂. pp. 108-109.
● "Grammaticalization of já 'come' and rúwa 'go' in Juba Arabic" in Osamu Hieda (ed.) Recent Advances in Nilotic Linguistics (Studies in Nilotic Linguistics 8). Tokyo: ILCAA. pp. 33-49.

2015
● "Focus Constructions in Juba Arabic" Asian and African Languages and Linguistics 9: 105-129.
● "Causative-inchoative alternation in Arabic creoles: An "exceptional" language change?" in Osamu Hieda (ed.) Information Structure and Nilotic Languages (Studies in Nilotic Linguistics 10). Tokyo: ILCAA. pp. 225-239.

2016
● "More on Early East African Pidgin Arabic" In G. Grigore, & G. Bițună (eds.), Arabic Varieties: Far and Wide. Proceedings of the 11th International Conference of AIDA – Bucharest, 2015. Bucharest: Editura Universității din București. pp. 413–420.
● 「「民族」になった「難民」とアラビア語クレオールの来し方」『JANESニュースレター』No. 23.38-40.
● 「日本と南スーダンで「声調」を考える」西本希呼 (編)『科学で旅する世界―フィールドワークの現場から (梶茂樹教授退官記念集)』春日,pp. 60-62.
● "Pidgins on the Nile: Europeans and broken Arabic, from Egypt to Uganda", in M. F. Al Hamad, R. Ahmad, H. I. Alaoui (eds.) Lisān al-Arab: Studies in Contemporary Arabic Dialects. Proceedings of the 10th International Conference of AIDA, Qatar University, 2013. Vienna: LIT Verlag. 219-235.

2017
● A Grammar of Juba Arabic, doctoral thesis, Kyoto University.
● 「ベニシャングル・アラビア語に関する覚書 (1)」Studies in Ethiopian Languages, 6 (2017), 21-43.

2018
● "Mountains do not meet, but men do: Music and sociocultural networks among Arabic creole-speaking communities across East Africa" Stefano Manfredi & Mauro Tosco (eds.) Arabic in Contact, Amsterdam: John Benjamins. pp. 275-294.
●「周縁アラビア語における喉頭化音―アラビア祖語強調音の再建に向けて―」『アラブ・イスラム研究』16: 71-92

近刊
● "Review: Árabi Júba: Un pidgin-créole du Soudan du Sud. Stefano Manfredi. Paris: Peeters. 2017. Pp. x+227. Paperback €28.00." Journal of Pidgin and Creole Languages.
●「アラビア語教育における「音韻規則」の扱いについて」『外国語教育のフロンティア』2.

準備中
●「北東アフリカ非バントゥ諸語の参照文法」
● "Review: Muhammad Al-Sharqawi. 2017. Al-'Arabiyya fi Sharq Ifriqiya: Muqaddima fi al-tahjin al-lughawi"『アラブ・イスラム研究』
●「都市言語の中のスラング」佐土原聡 (編)『都市科学事典』
●「ベニシャングル・アラビア語に関する覚書 (2)」Studies in Ethiopian Languages.

【発表】
2009
● 「ジュバ・アラビア語若年層スラングの諸特徴」(言語記述研究会, 総合地球環境学研究所, 2009年10月28日)
● 「ジュバ・アラビア語の今」(関西アラブ研究会, 大阪大学箕面キャンパス, 2009年12月19日)

2010
● 「ジュバ・アラビア語のプロソディ」(AFLANG, 京都大学稲森記念会館, 2010年6月5日)
● 「ジュバ・アラビア語のプロソディver.2」(言語記述研究会, 総合地球環境学研究所, 2010年7月20日)
● ‘Split Prosody’ in Juba Arabic, an Arabic-based pidgin (International Simposium of Accent and Tone (ISAT 2010), National Institute of Japanese Language and Linguistics, Tokyo, December 20, 2010)

2011
● Prosodic “Systems” of Juba Arabic (African Arabic: Approaches to Dialectology (AFRAR 2011), Università di Studi Milano-Bicocca, Milan, May 26-27, 2011)
● Existentials and grammaticalization in Juba Arabic: a view from the possibility of language contact with Acholi(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究プロジェクト『アフリカ諸語の情報構造と言語形式の類型論的研究』研究会, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2011年6月17日)
● 「ジュバ・アラビア語の焦点化構文と文法化」(言語記述研究会, 総合地球環境学研究所, 2011年7月13日)
● 「アラビア語クレオール史の再構―近代ナイル峡谷における収束と分岐―」(日本歴史言語学会設立大会, 大阪大学, 2011年12月18日)
● Revisiting substratal/adstratal influence on Juba Arabic and beyond (Challenges in Nilotic Linguistics: Phonology, Morphology and Syntax, Kyoto University, Kyoto, December 4, 2011)

2012
● 「言語・文化から考える近代ナイル峡谷の奴隷制と人口移動」(仮想地球研究会セミナー『アフリカの言語分布と人口移動を考える』, 京都大学稲森記念会館, 2012年3月22日)
● 「オーストラリアの南スーダン人ディアスポラとアラビア語」(日本ナイル・エチオピア学会第30回大会, 京都大学稲盛記念会館, 2012年4月22日)
● 「ジュバ・アラビア語の語りの談話における “事象の継起” と反復構造」(言語記述研究会, 総合地球環境学研究所, 2012年7月23日)
● 「ジュバ民衆史に関する予備的報告―「脱部族化」した都市民の過去と現在―」(地域研究コンソーシアム次世代研究者ワークショップ『地域の論理:「スーダン」における人々の営みを巡って』, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2012年12月8日)

2013
● 「ジュバ・アラビア語中層話体を記述する」(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究プロジェクト『アフリカ諸語の情報構造と言語形式の類型論的研究』研究会, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2013年7月7日)
● Early Steps to Juba Arabic, 1899–1964: Towards a sociolinguistic history of a lingua franca in Southern Sudan (Historical and Sociological Aspects of Juba Arabic, University of Juba, Juba, October 3, 2013)
● Pidgins on the Nile: Tracing back the history of European influence on Arabic-based pidgins (The 10th Conference of AIDA (Association Internationale de Dialectologie Arabe), Qatar University, Doha, November 18, 2013)

2014
● 「マラキアのうた:南スーダン・ジュバのクレオール歌謡と近代」(日本アフリカ学会第51回大会, 京都大学, 2014年5月24日)
● 「オノマトペか重複か?―ジュバ・アラビア語と日本語からの視点―」、ワークショップ『重複は「語」を超えるか?―重複と反復に関する通言語的視点』(関西言語学会第39回大会, 大阪大学・豊中キャンパス, 2014年6月15日)
● 「動詞項構造とクレオール化―ジュバ・アラビア語を例に―」(京都大学言語学懇話会第95回例会, 京都大学文学部, 2014年7月12日)
● Causative-Inchoative Alternation in Arabic Creoles: An "Exceptional" Language Change? (Information Structure in Africa, with an International Workshop on Nilotic Linguistics, Kyoto University, Kyoto, October 5, 2014)
● A "Creole" Music in Juba Arabic: Direr Dance in Juba, South Sudan (ArCo2014, Arabic in Contact: Linguistic and Sociolinguistic Perspectives, University of Naples "L'Orientale," December 16, 2014)

2015
● More on East African Pidgin Arabic (Association Internationale de Dialectologie Arabe), Casa Universitarilor/University of Bucharest, Bucharest, May 26, 2015)
● Another Story of Bangala: Language Contact with South Sudanese Arabic Creole (The 8th World Congress of African Linguistics, Kyoto University, Kyoto, August 21, 2015)
● 「アラビア文字の血脈と独自性」(神戸市外国語大学オープンセミナー2015後期, 学園都市開講講座・教養講座 II:アジアの文字とことばの世界, 11月10日)
● 「もうひとつのバンガラ語―南スーダンのバントゥー語リンガフランカについて―」(Aflang, 大阪大学豊中キャンパス, 12月5日)
● 「領土の再編と言語史の再編―南スーダン・アラビア語クレオールの場合―」(地域研究コンソーシアム次世代ワークショップ, 領土の再編と地域研究:南スーダン独立後「スーダン地域」再考の試み, 東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所, 12月18日)

2016
● 「アイデンティティを(再)可視化する:21世紀東アフリカにおけるヌビ文化」(ポップアフリカ2016@熊大―Africa New Generation!! 普段着のディープなアフリカⅡ, 熊本大学黒髪キャンパス, 2月28日)
● 「ジュバ・アラビア語のトーン類型は可能か」(アフリカ諸語における声調・アクセントの総合的研究・第3回研究会, 京都大学, 10月22日)

2017
● 「南スーダンのアラビア語ポップス―都市言語と都市文化の100年―」(日本アフリカ学会関西支部2016年度第8回例会・2016年度第1回若手研究会 表現する主体としてのアフリカの人びと―日常会話・文学・音楽にみるアフリカの言語実践―, 大阪大学豊中キャンパス, 2017年1月7日)
● "Monogenesis Theory Reassessed: A View from Arabic Pidgins and Creoles" (Creolistics Workshop XI, Justus Liebig University Gießen, Gießen, Germany, 24 March 2017)
● "On three hitherto unknown vocabularies of Ethiopia-Sudan border languages" (平成29年度第一回エチオピア諸語研究会, 京都, 2017年7月22日)

2018
● 「北東アフリカ非バントゥ諸語の参照文法」(AA研共同利用・共同研究課題「参照文法書研究」2017年度第2回研究会, 府中, 2018年3月6日)
● 「北東アフリカにおけるアラビア語の動態:コンヴィヴィアル・マルチリンガリズム」(「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服 人類の未来を展望する総合的地域研究, 第9回全体会議, 京都, 2018年6月16日)
● 「ベニシャングル・アラビア語における放出音:アラビア祖語への示唆」(平成30年度第一回エチオピア諸語研究会, 豊中, 2018年11月10日)

2019
● 「アラビア語諸変種と動詞連続」(フィールド言語学ワークショップ: 第14回文法研究ワークショップ「動詞連続の諸問題」, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 府中, 2019年1月12日)
● "African Plurilingual Tradition and Conviviality: Lessons from Non-Arab Arabic-Speaking Communities in Eastern Africa" (International Symposium on African Potentials and the Future of Humanity, Kyoto, 27 January 2019)

所属学会

日本ナイル・エチオピア学会、日本アフリカ学会、国際アラビア語方言学会、世界アフリカ言語学会議

自分の研究とつながりを期待する研究分野・テーマ

中東研究、都市研究、エスニシティ研究、ポピュラー音楽研究、ナイル・サハラ諸語研究、アフロ・アジア諸語研究

その他