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奥野克巳(Okuno Katsumi)

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専門分野

文化人類学

文化人類学

調査地

インドネシアマレーシア


◆マレーシア・サラワク州(ボルネオ島)ブラガ川上流域の(元)狩猟民プナン(Penan)、人口500人 (2006年4月~2007年3月、2007年8月、2008年3月、2008年8月、2009年3月、2009年8月、2010年3月、2010年8月)  ◆インドネシア・西カリマンタン州(ボルネオ島)カリス川流域の焼畑稲作民カリス(Kalis)、人口2000人(1994年1月~1995年12月)

研究概要とこれから

1990年代半ばには、ボルネオ島の焼畑民の村で暮らして、シャーマニズムや呪いについて、テキストを収集しながら調査研究を行いました。東南アジアの焼畑民の暮らしは、日本の農耕民の子孫であるわたしにとって、なんとなく直観的にわかるような、懐かしい源郷のそれのように感じられました。その後、そこをもっともっと突き抜けて、人類の起源に近い暮らしにたどり着きたいと思って、2006年の大学の研究休暇を利用して、同じくボルネオ島の(元)狩猟民の調査を始めました。Tシャツを着たり、サンダルを履いたりして、見た目では、わたしたちとあまり変わらないですが、彼らの暮らしに付き合ううちに、日常感覚のあまりの違いに、最初は、わたしは、戸惑いを覚えながらも、そのうちに、深く実存を揺さぶられるようになりました。反省しなかったり、向上心がなかったり、時間の観念が希薄だったり、リーダーが最もみすぼらしい恰好をしていたり・・・わたしたちの考えを延長させて捉えられるのではない何か。一瞬、忘れていた文化人類学の学問の驚きの感覚が蘇るようでした。その後、人間と動物の関係を中心に、継続的に、ボルネオ島の狩猟民を対象に調査を続けて、それなりにデータは集まったのですが、なかなかその思いの総体を書き上げることができないでいます。現代社会に従属する社会科学になったような今の人類学の手法では、他者を描き切ることができないのかもしれないと思いつつ、目下、表現の問題をなんとかしなければならないと考えているところです。2010年10月10日

研究のキーワード

・動物と人間
・自然と文化
・エスノグラフィー

所属

桜美林大学

連絡先

URL: http://www2.obirin.ac.jp/%7Eokuno/index.html

関わっている科研・プロジェクト(HP)

・人間と動物の関係をめぐる比較民族誌研究~コスモロジーと感覚からの接近~(通称:人獣科研)
科研費基盤研究(B)(海外学術調査)平成20年度~23年度(研究代表者:奥野克巳)

主な業績

http://www2.obirin.ac.jp/~okuno/books.html
http://www2.obirin.ac.jp/~okuno/record.html

所属学会

自分の研究とつながりを期待する研究分野・テーマ

その他