Top > メンバー > 中川千草

中川千草(Nakagawa Chigusa)

写真

専門分野

地域研究社会学

環境社会学、民俗学、資源管理論

調査地

近畿地方ギニア


三重県熊野灘沿岸部、ギニア共和国沿岸部

研究概要とこれから

テーマ:沿岸社会における資源の利用と管理

1)日本(三重県熊野灘沿岸部など)
海辺の社会における地域資源の利用と管理について、フィールドワークにもとづいた研究をおこなっている。特に、過疎・高齢化という社会的課題を抱え、資源管理の担い手不足が指摘される地域社会から、資源管理の手法について問い直すことが目的である。伝統的な方法の賞賛と、グローバルかつ画一的な資源管理論の批判という二項対立の枠組みではとらえきれない、生々しく、またときに悲哀に満ち、またときに頼もしい、現場の声を拾い、それらを評価する可能性について探っている。また、こうした現実をふまえた地域づくりの再考についても試みている。

2)西アフリカ(ギニアなど)
世界的に価値あるものとしてみなされているマングローブをめぐる、さまざまなステークホルダーの実践、ステークホルダー間のやりとりに注目している。マングローブは現地において、主に燃料として利用されてきた、生活に欠かすことができない貴重な地域資源である。たとえば、魚の燻製や製塩(海水煮沸)の際には、燃焼時間が長いと評されているマングローブは重宝される。一方、海外NGOなど、マングローブ林の保全を推進する動きが近年、多くみられるようになった。現地の人びととそこで生成される価値観と、このように外からやってくる人びととかれらが持ち込む価値観とのあいだでは、多様な相互作用が起こっている。こうした価値観と実践のぶつかりと交渉のプロセスに注目し、地域資源の利用と管理のあり方を問うことを目的とした、研究をおこなっている。

研究のキーワード

資源管理、資源保全、沿岸社会、漁村、複合的生業、地域づくり、西アフリカ、ギニア

所属

関西学院大学大学院 社会学研究科 大学院GPプログラム プログラムコーディネーター(平成20(2008)年11月~平成23(2011)年3月まで)
京都大学文学研究科 GCOEプログラム 特別研究員(平成24(2012)年4月
~8月まで)
総合地球環境学研究所 プロジェクト研究員(現在に至る)

連絡先

chigusanakagawa@chikyu.ac.jp

関わっている科研・プロジェクト(HP)

●総合地球環境学研究所・基幹研究プロジェクト「地域環境知形成による新たなコモンズの創生と持続可能な管理」
http://www.chikyu.ac.jp/rihn/project/E-05.html

●地域環境学ネットワーク
http://lsnes.org/

主な業績

所属学会

環境社会学会正会員(平成16(2004)年5月~)
日本民俗学会正会員(平成17(2005)年5月~)
村落社会学会正会員(平成18(2006)年4月~)

自分の研究とつながりを期待する研究分野・テーマ

その他