ツバル

 
  • 1.外務省ホームページ 各国・地域情勢

  • 2.旅行情報(空港、ホテル、換金/TC、治安など)

    【国際線の路線】
    日本からツバルへの直行便はない。ツバルへ向かうためには、まずフィジーに入国する必要がある。
    日本からフィジーへはソウル(韓国)経由とオークランド(ニュージーランド)経由の2通りある。前者は値段がリーズナブルであるのでお勧めであるが、後者の方が旅程上便利なこともある。
    いずれを経由するにせよ、日本からフィジーへ向かう航空機は、ナンディ国際空港へ到着する。ツバルとフィジーを結ぶ航空機は、そこからだいぶ離れた場所にあるナウソリ空港から発着するため、フィジー国内を移動する必要がある。両空港間は、航空機(1時間程度)や、タクシーもしくはバスで行き来することができる。タクシーは2009年10月時点の相場で160フィジードル程度、5、6時間かかる。バスを利用するのが一番安いが本数が少ないため、待ち時間がだいぶ長くなる。
    フィジーのナウソリ空港からツバルのフナフチ空港まではAir Pacificが週2回、火曜日と木曜日に発着する。フィジーを離陸した航空機はフナフチ空港に到着後、数時間以内にまたフィジーへと離陸するため、フナフチ空港からも同じく火・木の週2便発着している。最近はきちんと日程通りに飛んでいる。
    乗り継ぎの関係上、フィジーにおいて1泊以上の滞在を余儀なくされる。ナンディ国際空港のそばにはホテルが多いが、ナウソリ空港周辺には宿泊施設はない。よって、ナウソリ空港を出発する飛行機を待つためには、タクシーで1時間弱の場所にあるフィジーの首都スバに滞在する必要がある。
    なお、1年に数回程度、後述するツバル政府が運行する貨客船がメンテナンスも兼ねてフィジーのスバ港へ寄港する。これに乗船することもできるが、あらかじめ日程を知ることはできない。2泊3日でスバとフナフチを結ぶ。
    【国内の船便】
    ツバルは9つの環礁島およびリーフ島で構成されており、島々はそれぞれ数100kmほど離れている。首都があるフナフチ環礁以外の島に赴くためには、国営の貨客船を利用する必要がある。貨客船は、北部(ナヌメア島・ナヌマンガ島・ニウタオ島)、中部(ヴァイトゥプ島・ヌイ島・ヌクフェタウ島)、南部(ヌクラエラエ島・ニウラキタ島)の三つの航路に分かれており、フナフチを出港した船は、3泊から4泊かけてそれぞれの島をまわり再びフナフチに戻る。貨客船は二隻あり、それぞれの航路を月1回から月3回程度結ぶ。船の日程はあらかじめ決められているが、天候などによって大きく変更することが多いのであてにできない。

    【空港】
     フナフチ国際空港がツバル唯一の空港である。最低限の設備しか整っておらず、両替は近くの国立ツバル銀行に行く必要がある。ハンディ・クラフト・センターが隣接しているが、品揃えはよくない。

    【換金/TC】
    現地通貨はなく、オーストラリア・ドルが流通している。日程的に余裕がある場合は、レートがいいオーストラリア・ドルのTCを事前に準備して、フナフチ空港のすぐそばにあるツバル国立銀行で換金するといい。銀行の窓口が空いている時間が少ないため、あらかじめオーストラリア・ドルのキャッシュもある程度用意しておくといい。レートはよくないが日本円を換金することも可能である。現在、ニウラキタ島を除くすべての離島においてツバル国立銀行の支店があり、首都と同じサービスを受けることができる。
    キャッシュ・カードやクレジット・カードは使えない。
    【ホテル】
     首都フナフチには、ヴァイアク・ランギ・ホテルほか数軒の宿泊施設がある。離島にはホテルがないため、事前に各島のカウンシル・オフィス(kaupule)に連絡して、宿泊施設を準備してもらうといい。

    【治安】
     良好。
  • 3.医療情報

     首都フナフチに唯一病院がある。2010年1月現在、キューバ人医師が常駐している。最低限の医療設備しかなく、重症の場合はフィジーの病院へ運ぶことが望ましい。離島は看護師のみで、医師はいない。
     デング熱が流行することがまれにある。マラリアはない。
  • 4.通信環境

    インターネット:首都フナフチにインターネット・カフェが数軒ある。メールのやりとりをする程度であれば問題ないスピードである。離島には各テレコムにパソコンが設置されており、インターネットを利用することができる。
    電話・FAX:政府関係の施設などには電話が設置されているが、ほとんどの世帯には電話・FAXはない。電話・FAXをするためには、テレコムのオフィスに行く必要がある。離島においても同様である。首都フナフチでは携帯電話も利用できる。
    2010年1月現在、すべての離島においてインターネット、電話・FAXが利用可能であるが、天候および機器の故障によって、数か月程度通信が不可能な状態になることもあるので注意が必要である。
    郵便:郵便局およびカウンシル・オフィス(kaupule)にて郵便のやりとりができる。しかし、日本へ郵便物が着くまで1ヶ月以上かかり、ツバルへの郵便物は届かないこともある。知人に運んでもらうのが一番確実な手段である。
  • 5.ビザ、調査許可

    入国時に1ヶ月の滞在許可が得られる。入国管理局で手続きをすればさらに2ヶ月間延長することが可能である。
    3ヶ月以上滞在する場合には、入国前に入国管理局に申請する必要がある。
    調査許可証等は政府で発行していない。
    それぞれの島コミュニティから調査許可をとることを求められる場合もある。
  • 6.カウンターパート、来日経験のある研究者

    カウンターパートとしては、政府の各省庁、TANGO(現地のNGO組織)、ツバル赤十字社などが想定できる。
    来日経験のある研究者はいない。
  • 7.大学図書館、アーカイブス、本屋

    南太平洋大学の分校の図書館があるが、蔵書は少ない。
    アーカイブスは国立図書館と同じ建物内に設置されている。
    本屋はない。
  • 8.機材・資料の持ち出し、持ち込み

    資料の持ち出しに関しては、事前に政府の担当部局に相談するとよい。
  • 9.調査グッズの現地調達

    調査グッズの現地調達は基本的に不可能であると考えた方がよい。
  • 10.日本人研究者情報/これまでの調査、科研

    【日本人研究者による主な研究プロジェクト】
    2002年~2007年 環境省地球環境総合推進費「環礁州島からなる島嶼国の持続可能な国土の維持」研究代表者:茅根 創(東京大学)
    2008年~2010年 環境省地球環境研究総合推進費「環礁上に成立する小島嶼国の地形変化と水資源変化に対する適応策に関する研究」研究代表者:山野博哉(国立環境研究所)
    2008年~2012年 科学研究費補助金(新学術領域研究)「サンゴ礁学-複合ストレス下の生態系と人の共生・共存未来戦略」領域代表者:茅根 創(東京大学)
    【人文・社会科学系の文献】
    Besnier, N. 2009 Gossip and the Everyday Production of Politics. Honolulu: University of Hawai‘i Press.
    Chambers, K. and A. Chambers 2001 Unity of Heart: Culture and Change in a Polynesian Atoll Society. Waveland Press.
    Laracy, H. (ed.) 1983 Tuvalu: A History. Suva: Institute of Pacific Studies and Extension Services, University of the South Pacific.
    Macdonald, B. 1982 Cinderellas of the Empire: Towards a History of Kiribati and Tuvalu. Canberra: Australian National University Press.
    【自然科学系の文献】
    McLean, R.F. and P.L. Hosking 1991 Tuvalu Land Resources Survey: Country Report. Department of Geography, University of Auckland.
    【地球温暖化に関する文献】
    Yamano, H., H. Kayanne, T. Yamaguchi, Y. Kuwahara, H. Yokoki, H. Shimazaki and M. Chikamori. 2007 Atoll Island Vulnerability to Flooding and Inundation Revealed by Historical Reconstruction: Fongafale Islet, Funafuti Atoll, Tuvalu. Global and Planetary Change 57: 407-416.
    Farbotko, C. 2005 "Tuvalu and Climate Change: Constructions of Environmental Displacement in the Sydney Morning Herald." Geografiska Annaler (Swedish Society for Anthropology and Geography) 87B(4): 279-293.
    Sem, G., J.R. Campbell, J. E. Hay, N. Mimura, E. Ohno, K. Yamada, M. Serizawa, and S. Nishioka 1996 Coastal Vulnerability and Resilience in Tuvalu: Assessment of Climate Change Impacts and Adaptation. South Pacific Regional Environment Programme, Government of Japan Environment Agency and Overseas Environmental Cooperation Centre, Japan.
  • 11.そのほか、各地域情報など

最新のコメント

コメントの投稿は、メンバー限定です(今すぐログイン)。