サモア

 
  • 1.外務省ホームページ 各国・地域情勢

  • 2.旅行情報(空港、ホテル、換金/TC、治安など)

    空港  Faleolo International Airport
     国際線は夜間の到着が多いため、首都Apiaにタクシー(40~50分、S$50)で向うことになる。昼間の到着であれば、空港前の幹線道路を走っているバスを捕まえて、首都Apia(S$2.4)やSavaii島へのフェリー・ターミナルがあるMulifanua(S$0.6)に向うことができる。(*この他に国内線用の空港もあるが、ほとんど利用されていない。)
    ホテル
     Apia(首都)
     Aggie Grey’s Hotel
      サモアを代表する高級リゾート・ホテル。市街中心部の東端に位置する。海外からの来賓が頻繁に利用する。
       [料金] (朝食別US$10) (S)US$110~150、(D)US$120~165
       [住所] P. O. Box Apia
       [電話] 22880
       [e-mail] aggiegreys@aggiegreys.ws
       [HP] http://www.aggiegreys.com
     
     Pasefika Inn
      一般的なホテル。市街地の東に位置し、中心部の官庁街に近い。全室にエアコン・バスルーム・冷蔵庫が設置され、共同キッチンもあるため自炊も出来る。政府関係者や地元の有力者たちの会合などもよく行われる。
       [料金] (朝食付き)(S)S$120、(D)S$140
       [住所] P. O. Box4213 Matautu, Apia
       [電話] 20084/20971
       [e-mail] info@pasefikainn.ws
       [HP] http://www.pasefikainn.ws
     
     Valentines Motel
       民宿。市街地の南西に位置し、マーケットや中心部の官庁街に近い。食品マーケット(Fugalei Market)とフリーマーケット(Sogi Market)に併設されている2つバスターミナルのどちらを使う際にも便利。ピースコープ隊員なども利用するため、現地の情報が得やすい。
       [料金](冷水シャワー・トイレ共有、朝食付き)(S)S$49、(D)S$69
       [住所] P. O. Box 395 Fugalei, Apia
       [電話] 22158
       [e-mail] valentine@samoa.ws
     
      Aniva’s Place
       民宿。市街地から丘を少し上った中腹にある。国立病院やサモア国立大学に近い。高級住宅街に位置しているため、近隣にはレストランや商店もある。ただし、夜間は野犬に注意が必要。
       [料金] (バス・トイレ共用、朝食付き)S$110
       [住所] P. O. Box 1091 Moto’oua, Apia
       [電話] 23431/20501
       [e-mail] anivas@lesamoa.net
     
     Salelologa(Savaii島)
      Jet Over Motel
       モーテル。Upolu島行きのフェリー・ターミナルの北に位置している。Savaii島では数少ないマーケットやショッピングモールにも近い。Salelologaの西側にはSavaii島の中心街(Township)が開発されており、政府機関の出先や商業施設が立地することになっている。
       [料金] (エアコン付き、朝食別)S$124
       [住所] Bluebird Mall, Salelologa
       [電話] 51565/51566
       [e-mail] なし
     
    換金/TC
      S$1=\36、S$1=US$0.4、S$1=NZ$55(2010)
      Apia市内のANZ BankやNational Bank of Samoaでアメリカ・ドルや日本円の両替ができる。また、Apia市内のATMはクレジット・カードによる引き出しに対応している。
     
    治安
     おおむね良い。ただし、Apiaのマーケットやナイトクラブなどでは、若者たちによる喧嘩が起るので巻き込まれないように注意したい。近年は、違法な薬物の取引きも増えている。都市でも農村でで、夜間に女性が単身で外出するのは避けた方がよい。(緊急連絡先:警察995、救急車999)
    (倉田誠)
  • 3.医療情報

     渡航前に、A型肝炎と狂犬病の予防接種を済ませておいたほうがよい。マラリアの流行はないが、近年、腸チフスやデング熱の流行が顕著になっており、食生活や蚊対策には注意が必要である。水道水や雨水の直接の飲用は避け、村落に長期間滞在する場合は蚊帳を持ち込むことを奨励する。また、交通事故も多く、重傷の場合は、設備の充実している病院に直接搬送してもらった方がよい。
     サモアの医療システムは、ApiaのTupua Tamasese Meaole Hospital(Motoatua Hospital)を中核病院として、その下に6つの地方病院といくつかの地域診療所が配置されるかたちになっている。Tupua Tamasese Meaole Hospitalでは、脳外科といった高度な専門医療以外はほとんど対応しており、救急も受け付けている。一方、地方病院のなかでは、Savaii島の中心病院であるMalietoa Tanumafili II Hospital(Tuasivi Hospital)にのみ、医師が常駐し、簡単な手術や入院治療も行われる。他の地方病院には複数の看護師が常駐し、応急措置が行えるようになっている。
     首都ApiaやSavaii島の中心Salellologaにはいくつかの私立の診療所が開業しているが、診療費は上記の国立病院よりもはるかに高い。ApiaのTupua Tamasese Meaole Hospitalの向かいに位置するMedCen Clinicには個室の病室があり、入院治療に対応している。
     Apiaの薬局やスーパーマーケットでは市販薬が購入できる。薬の多くはアメリカやニュージーランドから輸入されたものであり、インターネットで薬効や注意事項を調べる事ができる。
    (倉田誠)
  • 4.通信環境

     ほぼすべての村落に電気・電話回線が敷設されており、通信が可能である。ただし、滞在先の家庭にそのような電話設備があるとは限らないため、適当な対価を払って近隣の家庭で電話を借りなければならないこともある。おおよその費用は、下記の情報から算定できるだろうが、村落ごとに慣習的に決められており、そちらに従った方が無難である。
     サモア国内の通信網に関して、固定回線は国内電話・国際電話共に政府部門から独立民営化したSamoaTel Ltd.が、携帯電話はTelecom Samoa Cellularがサービスを行っている。この両社によって市街地では公衆電話が設置されているが、通話カードに互換性はない。村落部では、携帯電話のアクセスポイントの設置が遅れており、通話できないことが多い。
     国内通話のダイヤル桁数は5桁で市外局番はない(緊急通話先などは3桁)。首都ApiaのあるUpolu島では最初の一桁が2、Savaii島では5となっている。固定電話の料金は同一交換局内は時間制限なしの1通話11c(100c=S$1)+12.5%の消費税、異なる交換局間は1通話18c/分+12.5%(消費税)になっている。国際通話は、昼夜同一料金で回線状態はあまりよくない。発信は、オペレーター経由(日本向けにはコレクトコールも可能)と直通ダイヤルで可能である。なお、サモアの国番号は、となっている。
     インターネット・ゲートウェイの管理は、SamoaTel社 が行っている。2004年時点では、国際回線は2本ある衛星回線のみで、下りが最大3.5Mbpsしかない。そのうち、2.5Mbpsを3社あるインターネット・プロバイダに提供しており、ダイアルアップでのアクセス性能は12~48Kbps程度となっている。アクセスポイントはApiaにしかないため、Savaii島から接続する場合は、マイクロ波でUpolu島に飛ばした後に接続する事になり、通信速度が遅いうえに電話代もかかる。
     インターネット接続は、各インターネット・プロバイダにより時間従量制や月額定額制などのサービスが用意されている。時間従量制の場合、昼間のビジネスアワーの接続料金が高く夜間が安く設定されており、メールチェックのみの利用に向いている。サービス料の請求は電子メールで行われ、支払いは、各ISPのApia市内の店舗に出向い支払うことになる。接続量は、月額(30時間)S$30や1時間(昼間)S$5が相場となっている。また、これらプロバイダの店舗やApiaやSavaii島の中心Salellologaにはいくつかのインターネット・カフェがある。
    <インターネット・プロバイダ>
    Samoa.ws
       会社名:Computer Service Ltd. 
       事務所:Lotemau Centre, Vaea Street, Apia
       電話:24159
       URL:http://www.samoa.ws/
       E-mail:postmaster@samoa.ws
       料金体系:月額定額制+超過分の時間従量制。月額(30時間)S$29.5。
    Lesamoa.net
       会社名:Lesas Telephone Service
       事務所:Lotemau Centre, Vaea Street, Apia
       電話:20181
       URL:http://www.lesamoa.net/
       E-mail:lesa@lesamoa.net
       料金体系:時間従量制。 1時間(昼間8:00-17:00)S$5、(夜間17:00-8:00)S$2.5。
    iPasifika.net
       会社名:Internet Pasifika Samoa Ltd.
       事務所:Tuafusi, Apia
       電話:22247
       URL:http://www.ipasifika.net/
       E-mail:info@ipasifika.net
       料金体系:月額制と時間従量制
    (倉田誠)
  • 5.ビザ、調査許可

     ビザがなくても1ヶ月間滞在することができる。入国管理局でビザを発行してもらうには、事前に受入れ機関や調査関係機関の承諾が必要である。ビザの申請は、基本的に入国後に行うことになるが、ビザの発給には1ヶ月近い時間がかかるので、事前に書面で関係機関の合意を取り付けておき入国後すぐに手続きをしなければならない。また、省庁間での連絡が悪く、それらを跨いで許可を取り付ける場合は、双方の意思疎通の状況を注意深く確認しながら進めなければならない。調査ビザは、基本的に半年(6ヶ月)ごとの更新が必要となる。また、長期滞在者が短期間出国する場合は、あらかじめ出国ビザ(Exit Visa)と再入国ビザ(Re-entrance Visa)を取得しておく必要がある。
    (倉田誠)
  • 6.カウンターパート、来日経験のある研究者

     Le’apai Tu’ua ‘Ilaoa Lau Asofou So’o(サモア国立大学副学長):政治学。The Contemporary Pacific誌などにサモア社会の動向を掲載しており、海外のサモア研究者との人脈も広い。
     Juliet Mavis Boon(サモア国立大学サモア学部教員):地理学・社会学。お茶の水大学に博士論文を提出しており、日本社会や日本人研究者に対する理解もある。
     Fulisia Pita-Uo Aiavao(サモア国立大学看護学部長):看護学。来日経験があり、長野看護大学を中心とした日本との学術交流に積極的に関わっている。
    (倉田誠)
  • 7.大学図書館、アーカイブス、本屋

     National University of Samoaの図書館には、太平洋関係雑誌やサモア・太平洋コレクションがおかれている。また、Apia市街中心部のNelson Memorial Libraryにもサモア関連のコレクションがあり、古い公文書などはNational University of Samoaよりも豊富である。ただし、サモア関連の公文書を本格的に閲覧する場合は、ニュージーランドのArchives New ZealandやNational Libray of New Zealandを利用した方がよい。
     Apia中心部には何軒かの書店がある。そのうち、Wesley Bookshopは小規模ながら、サモア関連の書籍が比較的充実している。
    (倉田誠)
  • 8.機材・資料の持ち出し、持ち込み

     機材の持ち込みや書類資料の持ち出しに関しては特に制限がない。一方、物質資料の持ち出しに関しては、関連省庁との交渉が必要となる。特に、植物などの生物資源の持ち出しに関しては、規制が強化されており、株ごとに多額の費用を要求される。また、保健医療関係の調査で、生体サンプルの採取や持ち出しを行わない場合は、事前にその点を強調しておくと承諾を得やすい。
    (倉田誠)
  • 9.調査グッズの現地調達

     ほとんど文具品や日用品はApiaでそろえることができる。国内各地の地図や空中写真は測量庁で購入できる。電子機器や測量機材などは日本から持ち込んだほうがよい。現地でのノート・パソコンの修理は難しい。
    (倉田誠)
  • 10.日本人研究者情報/これまでの調査、科研

    日本人研究者
     畑中幸子:文化人類学。ポリネシア文化、Margaret Mead著作の翻訳
     杉本尚次:地理学・民俗学。民族誌、建築
     山本真鳥(法政大学経済学部):文化人類学。贈与交換、首長制と近代政治、移民
     倉光ミナ子(天理大学国際文化学部):地理学。女性、衣服
     倉田誠(神戸大学大学院国際文化学研究科):文化人類学。保健医療、民間医療
     石村智(奈良文化財研究所):考古学。ラピタ文化、文化遺産

    科研
     1992-94 「オセアニア島嶼国家における海外移住・出稼ぎに関する民族学的研究」研究代表者:須藤健一(国際学術研究、研究課題番号04041117)
     1996-98 「オセアニアにおける植民地統治と島嶼民の歴史経験に関する人類学的研究」研究代表者:須藤健一、(文化人類学(含民族学、民俗学)、国際学術研究、研究課題番号08041016)
     1999-00 「太平洋島嶼国における芸術とアイデンティティ:太平洋芸術祭を焦点として」研究代表者:山本真鳥(文化人類学(含民族学、民俗学)、基盤研究(B)、研究課題番号11691035)
     2004-07 「オセアニア島嶼国におけるグローカリゼーションと国民文化に関する人類学的研究」研究代表者:須藤健一、(文化人類学・民俗学、基盤研究(A)、研究課題番号16251008)
     2004-07 「オセアニア植民地時代における人種間関係の歴史人類学:ニュージーランド統治下サモアを中心に」研究代表者:山本真鳥(地域研究、基盤研究(C)、研究課題番号16510191)
     2008-09 「移民と本国社会グローバル・サモア人世界のアイデンティティと互酬性」研究代表者:山本真鳥(文化人類学・民俗学、基盤研究(C)、研究課題番号20520716)
  • 11.そのほか、各地域情報など

    アメリカ領サモアについては、別途「アメリカン・サモア」の地域情報を参照してほしい。 (倉田誠)

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