スロバキア

 
  • 1.外務省ホームページ 各国・地域情勢

    スロバキア: http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/slovak/index.html

    ※注意
    査証については、2007年の取得時、現地情報は、2008年にスロヴァキアに滞在した経験に基づいています。現在はまた変化がある可能性がありますので、この情報は参考程度にとどめ、各自で責任を持って確認をお願いいたします。
    (神原ゆうこ)
  • 2.旅行情報(空港、ホテル、換金/TC、治安など)

    ■交通機関
     国内の主要空港は首都ブラチスラヴァ郊外のM.R.シュテファーニク空港Letisko M.R.Štefánika、東部スロヴァキアの都市コシチェにコシチェ国際空港Košice Medzinárodné letisko Košiceがある。ただし、国際線ならば、オーストリアのウィーン・シュベハート空港を利用するほうが便利である。ブラチスラヴァから50km程度しか離れておらず、ブラチスラヴァの中央バスターミナルから一時間に一本程度空港行きが出ており、所要時間は1時間程度である。成田―ウィーン直行便ならば、午前便で日本を経ち、当日夜にはブラチスラヴァのホテルに宿泊することが可能である。
     国内の移動は電車、バスが主流であり、ウェブから検索可能
        http://cp.atlas.sk/vlakbus/spojenie/
     (Odkiaľ・出発地 とKam・行き先に都市(村)名を入れ、日時を指定すると行き方の候補が出ます)。
    ■ホテル
    首都ブラチスラヴァには、旅行者向けの高級ホテルが揃っている。価格の安いホテルは郊外に位置することが多い。比較的安価で町の中心部にあるのは、ホテルキエフであるが、設備は古い。夏期は大学寮がホステルとして開放される。
    ■換金
     通貨は2008年にユーロが導入されており、日本でも問題なく換金可能である。ただし、物価はそれほど高くないので、小額紙幣が多い方が便利である。
    スロヴァキアでは、TCが交換できる銀行は限られていることもあり、あまり便利ではない。ATMが機能しているので、国際キャッシュサービスを利用する方が便利である。デヴィット・カード、クレジット・カードはたいていの場所で使用できる。
    ■治安
     それほど悪くない。ただし、口の閉じないバックを使わない、リュックサックを背中に背負わないなど、基本的な防犯対策は必要。スロヴァキアは身分証明書(外国人はパスポート)常時必携することが義務付けられており(最近はあまり見かけないが、警察による街中でのチェックもある)、パスポートの保管には気をつけたい。
    (神原ゆうこ)
  • 3.医療情報

      日本で加入した海外旅行保険の提携病院はまずなく、基本的に立替払いとなる。ビザを取得する際に保険の加入証明が必要なので、スロヴァキア国内の健康保険に入るとその証明もスムーズで、ちょっとした病気でもすぐに受診できるので安心である(基本的にはスロヴァキア語のみの対応であるが、大きな病院であれば英語を話す医師がいることもある)。
     長期滞在の場合、余裕があれば、現地の保険と日本での旅行保険の両方に入っておくほうがいい。スロヴァキアの健康保険は民営化しており、保険会社が提携した病院でのみ受診が可能である。保険料を払っていれば、病院での支払い負担は非常に少なくて済む。
    (神原ゆうこ)
  • 4.通信環境

    ■インターネット
     町中のインターネットネットカフェを利用することができる。ただし、日本語入力は不可の場合が多い。旧市街広場そばの市庁舎前では、無料で無線LANに接続できる。
     ブラチスラヴァの大学図書館の利用証(図書館の本を閲覧するためには作成する必要がある。有料)があれば、図書館内のPCでインターネットは利用できる。また館内では無線LANに接続可能である。
    ■電話
     携帯電話は町中のT-mobile かOrangeの店舗で契約できる。2003年の時点では外国人はチャージ式の電話しか買うことができなかったが、現在は制度が変更している可能性がある。SIMカードを交換できる携帯電話ならば、日本から電話機を持っていき、カードのみを購入することもできる。
    (神原ゆうこ)
  • 5.ビザ、調査許可

    ■ビザ
    EUのシェンゲン協定に準じ、EU域内合わせて180日に3か月以内の観光目的の滞在ならばビザは不要である。一端3か月滞在すると、再入国は3ヶ月後となる。大学に学生として所属するならば学生ビザを取得し、給与をもらう場合は就労ビザ、調査・研究のためであれば活動ビザを取得する。
     必要書類は変更の可能性もあるが2002年、2007年に取得した時は、受入先・滞在先の証明、預金残高証明書、スロヴァキアおよび日本の犯罪経歴証明書、保険の加入証明書、スロヴァキアでの健康診断書などであった。
     日本での書類受け付けは在日スロヴァキア大使館が行うが、スロヴァキアの犯罪経歴証明書の取得は時間がかかったり、スロヴァキアの健康診断書などは現地に行かないと手に入らなかったりする一方で、日本の犯罪経歴証明書は有効期限が3カ月と短いため、すべての書類を日本で揃え、日本でビザの発給を受けるのは困難である。そこでまず日本で揃う書類を大使館で受理してもらい、大使館が居住予定地の外国人警察に書類を送り、そこで足りない書類を提出してビザの交付を受けることが多い。書類が届くのには、一か月近くかかることもある。
     万一、犯罪経歴証明書の有効期限が切れた場合、在スロヴァキア日本大使館から再度申請が可能である。提出書類はすべてスロヴァキア語に翻訳する必要があり、厳封の犯罪経歴証明書は大使館に翻訳を依頼する(有料)。
    ■調査許可
     ビザ申請時の現地住所以外に拠点を置いて調査するのではなければ、インタビュー調査や参与観察については、特に許可を求められることはなかった(ただし、調査方法によっては許可が必要になる可能性はある)。受入先の機関に、調査地の長にあてた紹介状の作成を依頼すると、多少の身分証明にはなる。
    (神原ゆうこ)
  • 6.カウンターパート、来日経験のある研究者

    ■カウンターパートの候補
     スロヴァキア科学アカデミー民族学研究所、文化人類学者が所属が多く所属する。ヨーロッパを中心とした外国の大学院生の調査滞在を受け入れている。
     スロヴァキア科学アカデミー社会学研究所、日本の研究者との共同研究の経験がある。
    ■来日経験
    Z.Šťastný スロヴァキア科学アカデミー社会学研究所、2008年来日。
    (神原ゆうこ)
  • 7.大学図書館、アーカイブス、本屋

    ■図書館(ブラチスラヴァ)
     大学図書館 http://www.ulib.sk/  
    スロヴァキアの学術書籍が揃う。利用証発行手数料が必要である。基本的には閉架型であるが、一部の書籍は開架で自由に閲覧できる。閉架書庫の本は、オーダーしてだいたい翌日に入手できる。短期滞在者は貸出できず、館内閲覧のみであるが数日本を館内でキープすることができる。
     スロヴァキア科学アカデミー中央図書館 http://www.uk.sav.sk/uksav/
    閉架型で貸出業務が中心の図書館である。利用証発行手数料が必要であるが、こちらは短期滞在者も貸出可能である。ただし延滞すると、罰金が科せられる。
    (神原ゆうこ)
  • 8.機材・資料の持ち出し、持ち込み

     EU域内の税関法に触れないものであれば、持ち込める(個人使用のためのノートパソコン、ICレコーダー、デジタルカメラ、ポータブルプリンター程度のものであれば、とくに注意されたことはありません)。
     国外へ資料などを郵送する際は、郵便局で税関申告書を記入する。郵便は一等[1.trieda]と二等[2.trieda]があり、一等であれば日本まで一週間から10日程度、二等でもほぼ3週間程度で届く。それぞれ荷物保険をかけることも可能であるが、保険をかける際は荷物の段ボールをさらに包装して紐で縛ることが求められた。EMSの場合、1週間かからずに日本に届く。
     段ボールは、郵便局で買うことができる場合もあるが、スーパーでもらうことも可能である。しっかりした素材の大きめのものならばIKEAなどで購入できる。
    (神原ゆうこ)
  • 9.調査グッズの現地調達

     日常的な生活用品は、Tescoやcarrefourなどの大型スーバーが都市部をはじめ国内各地にあり、購入可能。
     衣類・靴については、高身長、靴のサイズが大きめの人は問題ないが(むしろ日本より充実しているとのこと)、逆の人は現地調達を考えず、日本から持っていくか、子供用を探す必要がある。ただし、冬の防寒具や雪用靴は寒冷地出身でない限り、現地調達の必要に迫られる。
    (神原ゆうこ)
  • 10.日本人研究者情報/これまでの調査、科研

     石川晃弘(中央大学名誉教授・社会学)スロヴァキア科学アカデミー社会科学研究所とスロヴァキア地方都市の体制転換以降の変容に関する共同調査を行う(1990年から2006年)。
     小林浩二(岐阜大学教授・地理学)『激動するスロヴァキアと日本-家族・人口・暮らし』(2008年、二宮書店)
     中澤達也(福井大学准教授・歴史)『近代スロヴァキア国民形成思想史研究』(2009年、刀水書房)
     長與進(早稲田大学教授・スロヴァキア語、歴史学)『スロヴァキア語文法』(2004年、大学書林)
  • 11.そのほか、各地域情報など

     コピー機について:図書館には複写サービスがあるが、町のコピーセンターで資料・文献のコピーができる。セルフコピーは少なく、スタッフにコピーを依頼することが多い。
     日曜日は大型スーパーマーケット以外の店は閉まることが多く、観光地ではない場所で食事のとれるレストラン(バーではなく)をみつけるのは、大変な場合もあるので、日曜日に出かけるときは水や軽食などは事前に用意しておいた方がいい。
    (神原ゆうこ)

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