スワジランド

 
  • 1.外務省ホームページ 各国・地域情勢

  • 2.旅行情報(空港、ホテル、換金/TC、治安など)

    日本からスワジランドへの直行便はない。南アフリカ・ジョハネスバーグまで、香港やシンガポール、ドバイなどを経由して行き、そこからスワジランドへ向かうのが一般的。空路は、Swaziland Airlinkの一社のみが、一日2~3便、ジョハネスバーグからマツァパ(Matsapha)国際空港まで飛んでいる。飛行時間は約45分。航空券代は片道約175米ドル、往復約350米ドル。

    陸路での入国に関しては、国境のイミグレーションが8時から16時まで開いている(その日の状況によっては夜まで開いている場合もあるらしい)。南アフリカの周辺都市(Nerspruitなど)から路線バス、乗り合いタクシーも出ている。
    南アフリカ・ジョハネスバーグからも、TransMagnificが毎日二本、Skyworldが毎日一本、バスを出している(約4時間)。出発地点はジョハネスバーグ市街地サントンで空港以外にもいくつかの町に停まる。片道R500、往復R950。

    南アフリカの空港では日本円からランド(南ア通貨)への両替が可能だが、スワジランドでの両替はドルを持っていくほうが無難。南ア・ランド(ZAR)はスワジランド・リランゲニ(SZL)とレートが固定されており、紙幣に関してはスワジランド国内で南ア・ランドの使用が可能。ただし南ア国内でのスワジランド・リランゲニは使用できないので注意。

    治安は南アフリカと比べても比較的良好。しかし都市部では武器を持った強盗なども発生しているので、警戒は必要。特に夜間の一人歩きは控えたほうがよい。首都Mbabane以上にManziniの方が要注意。

    Mbabaneは標高が高く、6月から8月にかけては窓ガラスが凍りつくほど寒くなることもある。9月~11月は雨が多く、12月頃から暑くなるが、「昨日の最低気温が今日の最高気温」ということもあるほど、気候は変化が激しい。
  • 3.医療情報

    地方ではコレラやマラリア、狂犬病が発生する可能性があり、予防接種や感染予防対策が必要。
    国内の病院やクリニックは十分な医療機器が備わっていない場合が多いため、高度な医療技術が必要とされる場合は南アフリカに搬送される。
    万が一の場合は、国立スワジランド病院より私立の以下の病院を推奨。設備もきれい。
    Mbabane Clinic Private Hospital
    P.O.Box 3 Mbabane, Swaziland
    TEL (+268) 505 7430
  • 4.通信環境

    街中のホテルやゲストハウスでは大抵、無料の無線LANを設置している。設備投資がかかる有線は少ないので、無線LAN搭載のPCを持ち込む方がよい。設置していない場所もあるので事前に確認が必要。

    携帯電話はプリペイド式のものがあるので、短期滞在者も利用が可能。チャージは南アフリカ同様air-timeと呼ばれるカードを町のキヨスクやガソリンスタンドなどで購入することで、可能。
  • 5.ビザ、調査許可

    60日以内の滞在にはビザは不必要。長期の滞在の場合は、日本にスワジランド大使館がないため、マレーシアや南アフリカなどにあるスワジランド大使館にビザを申請する必要がある。
    スワジランド在住の日本人によれば、長期滞在のビザ申請は非常に時間がかかるとのことなので、余裕を持って申請する必要があるだろう。
  • 6.カウンターパート、来日経験のある研究者

    ・科研プロジェクト「アフリカ・バントゥ文明の技術誌的研究-博物館国際協力による、その拡大の歴史の解明」(基盤A、研究代表者:吉田憲司、2002~2005年度)の一環として、スワジランドにおいて、現地博物館との新たな関係樹立と、民族誌・考古学資料の共有データベース構築が行われた。

    ・Mabandla Jabulani DLUDLU
    所属:Exhibition Office Swaziland National Trust Commission
    国立民族学博物館での、集団研修「博物館学コース」における研修生として来日。
  • 7.大学図書館、アーカイブス、本屋

    <図書館>
    ・Library, University of Swaziland
    場所:Kwaluseni地区にあり、MbabaneとManziniを結ぶメイン・ロードのそば。
    図書館サイト:http://www.library.uniswa.sz/
    3つのキャンパスにそれぞれ図書館が設置されているが、人文社会科学関係はKwaluseni Campusにある。Mbabaneから34km、最寄町のManziniから9kmのところにある。Mbabaneよりマツァパ国際空港からの方が近い。
    外部の研究者は図書館へ申請すると、年間SZL500で利用できる。数日間の訪問のみの場合は、その旨を図書館に申請する。

    <アーカイブ>
    ・National Archives
    場所:MbabaneとManziniの間、Lobamba地区。Somhlolo National Stadiumの向かいで、国会議事堂に隣接している。
    紹介サイト:
    http://www.gov.sz/index.php?option=com_content&view=article&id=321&Itemid=395
    植民地期からの写真や、1881年以降の公文書などが所蔵されている。
    平日の朝8時から夕方4時半まで開館している。

    ・Swaziland Digital Archive
    サイト:http://www.sntc.org.sz/sdphotos/index.asp
    インターネット上で、デジタル化された1880年代以降の写真が閲覧、ダウンロードできる。National Archiveに所蔵されているもの以外にも、個人所蔵の写真が見られる。
  • 8.機材・資料の持ち出し、持ち込み

    機材の持ち出し持ち込み等に関しては、特に問題はないと思われる。
  • 9.調査グッズの現地調達

    筆記用具やノートなどは、種類や質を問わなければ現地調達が可能。しかし品揃えは悪い。また電化製品等も全て輸入品のため割高。南アフリカでは大抵のものがそろっているので、南アで購入するほうがよい。
  • 10.日本人研究者情報/これまでの調査、科研

    (自然環境、歴史、政治、経済、宗教、文化など各分野で活躍する研究者など)

    人文・社会科学の分野でスワジランドを専門に研究している/いた日本人は管見の限りいないようである。

    比較対象にスワジランドを挙げている論文として、林晃史が南部アフリカの民主化に関する地域比較について、西浦昭雄(創価大学)が南部アフリカ衣料産業への中国のインパクトについて、書いている。

    鶴田義男(九州龍谷短期大学名誉教授):教育学の立場から、スワジランドの教育に関する論考を発表。

    峯陽一(同志社大学):スワジランドの政治経済に関する書評を発表。

    坂井真紀子(東京外国語大学):スワジランドの農村ホームステイの経験についてエッセイを発表。

    科研プロジェクトでは、「アフリカ・バントゥ文明の技術誌的研究-博物館国際協力による、その拡大の歴史の解明」(基盤A、研究代表者:吉田憲司、2002~2005年度)において、亀井哲也が家屋や薬品、染織、宗教儀礼について調査している。
  • 11.そのほか、各地域情報など

    ・スワジランド関連リンク集(アジア経済研究所)
    http://www.ide.go.jp/Japanese/Links/Southern_africa/swaziland.html

                                                      (2013年2月現在 河野明佳)

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