エリトリア

 
  • 1.外務省ホームページ 各国・地域情勢

  • 2.旅行情報(空港、ホテル、換金/TC、治安など)

    ・空港
     日本からエリトリアへの直行便はない。エジプトエアや欧州系の航空会社を利用する。2012年頃からエリトリアの航空会社NAS AIRの運航があり、ヨーロッパや中東、アフリカには直行のフライトがあり安価である。ただし、日本ではNAS AIRの航空券を扱う旅行会社がない。
    エリトリアには首都アスマラの国際空港に到着する。空港にはタクシーが常駐していないので、特に深夜に到着する場合は旅行会社の送迎サービスを依頼したほうがよい。

     空港では、外国人は持参している外貨をすべて申告しなくてはいけない。(2012年8月時点)。両替の際には、この申告書を提示し、ナクファに換金した金額を両替所のスタッフによって記入、押印してもらわなくてはいけない。出国時に、所持している外貨(外貨の残額)のチェックがある。申告書の金額と所持金額が同額であることが確認される。

    出国時、航空会社によっては空港使用料を外貨で支払う必要がある。(航空会社によってはチケット代に含まれている)レートに関係なく20ドル、もしくは20ユーロである。(2012年8月時点)

    ・治安:首都の治安は良好。また主要観光地も治安は良い。

    ・交通
     レンタカーなどのサービスはない。旅行会社で運転手つきで車の借り上げをすることは可能。4輪駆動車から市内用のセダンまで手配してもらえる。
     首都の市内は、外国人はタクシーの移動が主流。タクシーは交渉制。外国人は少し割高になる。一般の人は大型の公共バスを利用しているが、路線図など入手できないため旅行者には利用が困難。
     タクシーは場所によっては利用が難しい。特にお昼、夕方はつかまりにくい。
     一日100NKF(500円ほど)でレンタサイクルもある。(ナクファビルディングのならびの自転車店)パスポート持参、ならびに滞在するホテルの連絡先を伝える。大統領官邸周辺と目抜き通りは自転車に乗ることは禁じられている。一方通行も多く、交通量が多い時間帯は注意が必要。

    ホテル
     ホテルは、アンバソイラやサンシャインなど40~50ドルほどの手ごろなホテルが市内にある。市中ではペンションなどの看板もあるが、外国人旅行者の多くは中級ホテル以上に宿泊している。このクラスのホテルは、ホテルにWifi設備があり、滞在中はID,パスワードを発行してもらえる。ロビーやカフェを利用する客にも時間制でWifi利用のサービスがあるホテルもある。

    換金/TC
     エリトリア国内では、同国の通貨であるナクファしか使用できない。
    外貨は政府系の両替所でナクファに換金する必要がある。アスマラ市内であれば目抜き通りを中心に両替所が多い。(朝9時から夜7時ごろまで利用可能。昼に2時間ほど閉まる。)
    両替所であればレート表に掲載がある外貨であれば両替が可能。ドルやユーロが中心だが、日本円からナクファに両替することも可能。
    空港にも両替所があるが、深夜到着の場合は閉まっている可能性が高い。中級以上のホテルでもドルやユーロであれば両替を行っている。
    ホテルではクレジットカードも利用できるが、手数料が10-15%かかるため割高となる。
  • 3.医療情報

    エリトリア訪問にあたり特に必要な予防接種はない。アスマラは高地に位置するため平均気温も17度で過ごしやすくマラリアもない。夜、特に雨季(6-8月)は冷え込むため、厚手の衣類が必要。訪問可能な地域ではケレンでは蚊に注意したほうがよい。
    首都アスマラ市内には、オロタ病院など総合病院もある。その他個人経営の歯医者もある。
    アスマラ市内には薬局も多数あるが、必要な医薬品は持参することを勧める。
  • 4.通信環境

    中級以上のホテルでは、Wifiの有料サービスがある。(宿泊客は無料の場合が多い)
    市内にはインターネットカフェなども多い。USBなどを利用する場合はウィルスに注意が必要。

    携帯は主要都市では普及しているが、外国人旅行者はSIMカードを購入することができない。
  • 5.ビザ、調査許可

    ビザは在日エリトリア大使館で観光ビザを申請する。パスポートの郵送によるビザの発行手続きを行っている。(詳細はエリトリア大使館HPを参照)現在エリトリアでは研究のためのビザは発行していないため、観光ビザでの入国となる。
  • 6.カウンターパート、来日経験のある研究者

    大学教員の中には、JICAの研修で訪日経験のあるものもいる。また2009年頃から日本の大学院修士課程に十数名のエリトリア人学生が留学している。
  • 7.大学図書館、アーカイブス、本屋

    国立のアスマラ大学は、2006年に7学部がそれぞれ単科大学となり地方に移転したため、首都で利用できる大学図書館はない。

    イタリア・カソリック教会が運営するPavoni Centerは、エリトリア研究に関する主要研究の多くを所蔵する貴重な図書館を有す。月~土曜日の午後に利用可能。外国人研究者は、エリトリアの研究者に紹介してもらい訪問したほうがよい。本来はエリトリアの青少年のための図書館であるため、文献カタログもないが分野別にシェルフが設置してある。
    利用はあくまで管理する神父の好意である。
    その他、未訪であるがアスマラ市営図書館も市の中心部にある。

    アーカイブ
     エリトリア史研究に不可欠な、イギリス軍政期、連邦期、解放闘争期の史料は、PFDJ所属のResearch and Document Centerが所蔵している。イミグレーション・オフィスの裏側に位置する。(JICA出張所の向い)
     利用については、党の許可が必要。大学、研究機関、その他推薦者からのレターが必須。

    本屋
     最も大きな本屋は政府系本屋で、革命広場のエジプト航空のならびにある。ティグライ語、ティグレ語、アラビア語、英語の文献がある。オーディオ資料も一部販売している。その他、市内では文房具屋に本を置いている。目抜き通り沿いの店が比較的品ぞろえが多い。
  • 8.機材・資料の持ち出し、持ち込み

    コンピューター、携帯、デジタルカメラなどは入国時に、製品番号を黄色の申請書に記入して申告する必要がある。出国時に、機材と製品番号を確認されるので、必ず持ち込んだ機材は出国時にそろえておく必要がある。
  • 9.調査グッズの現地調達

    デジタルカメラやノートパソコンなどは関税が非常に高額なため現地での購入は難しい。
    メモリーカードリーダーなどのコンピューター関連備品は首都であれば探すこともできるが、確実に入手できるとは言い難いので持参したほうがよい。
  • 10.日本人研究者情報/これまでの調査、科研

    (自然環境、歴史、政治、経済、宗教、文化など各分野で活躍する研究者など)
    人文・社会科学の分野でエリトリアを研究する日本人は少ない。
    現在、エリトリアに関する研究を行っているのは以下。

    眞城百華(津田塾大学国際関係研究所・研究員)
    アフリカ史、国際関係学。エリトリアの脱植民地化、連邦制に関する研究。
    (2011年-2013年度)学術研究助成基金助成金・若手研究B「エリトリアにおける国民国家形成の史的展開:連邦制(1952-61)の経験」
  • 11.そのほか、各地域情報など

    首都以外の地方に行く場合は、Tourismオフィスの出張所で旅行許可を取る必要がある。通常午前中に申請すれば、同日の午後4時ごろには許可が出るが、1日程度余裕を持って申請したほうがよい。旅行会社が代行してくれる場合もある。ケレン、マッサワなどの観光地が中心。

    観光情報は在日エリトリア大使館のHPが充実している。
    ビザ情報もこちらを参照のこと。
    http://www.eritreaembassy-japan.org/

                                                (2013年2月現在 眞城百華)

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